LYRICS

こちらは新譜「PLEASE」の特設サイトです。各曲の歌詞を公開します。

M1:プリーズミラーボール

煩わしいノイズの雨が降り続く狭い部屋の隅で
色の褪せた絵を抱いて 鳥を放つ少女と僧
どうでもいいお伽話の結末を待ち望んでいた
欺瞞の花 優しい嘘 「愛」といえば許された

言葉も忘れて 貴方と二人で
意味のないモノ集めて
時間も忘れて 貴方と二人で
ミラーボールを回して
踊りたいだけ 踊りたいだけ

心地のいい嘘に溺れてる 夢から醒めた夢のようだ
今でもまだ憶えているのは あの日の傷と痛みだけ
「もういいよ」「わかっているよ」 交わらずに続いていく
赤い涙 揺れてる火が美しくて悲しいな

言葉も忘れて 貴方と二人で
意味のないモノ集めて
時間も忘れて 貴方と二人で
ミラーボールを回して
踊りたいだけ 踊りたいだけ

踊りたいだけ 踊りたいだけ

M2:あの日の言葉

今でも雪の降る街で貴方を待っている
静かな夜に響くオルゴール
どれだけ明かりを灯しても 何も見えない
優しい嘘をついて欲しいのに

サヨナラを告げるその前に
消えた貴方をずっと想い続けた
あの日の言葉を許せないまま
季節だけが繰り返していく
コバルトブルーに染まる悲鳴は
貴方の瞳に良く似ていた

明日が来てしまうことが怖くて逃げてる
私は狂うことでしか"イエナイ"
それすら見透かしてくるような空に怯えて
閉ざしたドアさえもどこに在るのか

サヨナラを告げるその前に
消えた貴方を抱きしめられたら

あの日の言葉を許せないまま
季節だけが繰り返していく
コバルトブルーに染まる悲鳴は
貴方の瞳に良く似ていた

あの日の言葉を許せないまま
今でも私を許せないまま

M3:ヒペリカム

確かめたいの 貴方の愛を
全てを今 燃やし尽くして
重なり合っても隙間は埋まらない
孤独なまま 隣で笑う

赤い実は腐り落ちて
いつか貴方が踏み潰すわ
ねぇ 答えてよ 答えてよ
夢が醒めてしまう前に

私を覗いて

赤い実は腐り落ちて
いつか貴方が踏み潰すわ
そして誰かと手を繋いで
私の前で笑い合うの

赤い実は腐り落ちて
いつか貴方が踏み潰すわ
ねぇ 答えてよ 答えてよ
愛が冷めてしまう前に

貴方を教えて

M4:死にたいわけじゃない

死にたいわけじゃない 死にたいわけじゃない
ただ言葉にできないだけ

消えたいわけじゃない 消えたいわけじゃない
ただ何かを変えたいだけ

意味がわからない 何もわからない
毎日に影は落ちて

分かってはいるよ 分かってはいるよ
だけど君を泣かせてしまう

どうか神様 惨めな僕を 許してくれ

此処ではない何処かへと いつも願ってはいるけど
此処にいたいと どうしても思ってしまうんだ

思ってしまうんだ 思ってしまうんだ
思ってしまうんだ 思ってしまうんだ
思ってしまうんだ 思ってしまうんだ
思ってしまうんだ 思ってしまうんだ

思ってしまうんだ

死にたいわけじゃない 死にたいわけじゃない
ただ言葉にできないだけ

消えたいわけじゃない 消えたいわけじゃない
ただ何かを変えたいだけ

どうか神様 無意味な僕を 繋いでくれ

此処ではない何処かへと いつも願ってはいるけど
此処にいたいと どうしても思ってしまうんだ

思ってしまうんだ 思ってしまうんだ
思ってしまうんだ 思ってしまうんだ
思ってしまうんだ 思ってしまうんだ
思ってしまうんだ 思ってしまうんだ

思ってしまうんだ

嗚呼 思ってしまうんだ

思ってしまうんだ 思ってしまうんだ
思ってしまうんだ 思ってしまうんだ
思ってしまうんだ 思ってしまうんだ
思ってしまうんだ 思ってしまうんだ

思ってしまうんだ

M5:真っ白な世界

上手くいかないな 何もできないな
この世界のルールが良く分からないな
間違ってるのかな 間違ってるのかな
割れたガラスの破片を握りしめた

弱音を吐いた僕に届けられた「頑張れ」という花束の
綺麗な棘が チクチクチクチク突き刺さる
ああ 分かっているのさ
なあ だってそうだろ?俺が悪いってことだろ

上手く生きることができない 上手く笑うことができない
「信じる」ってなんだっけ? 何処かで誰かに教わったっけ?
ああ なんか息苦しいな ゆっくり眠れたらいいのにな
ああ だけどほらまたこんな夜を繰り返してる

真っ白な世界に行きたい
涙の無い優しい場所へ
真っ白な世界に行きたい
明日の無い あの確かな場所へ

何も知らないで笑う君
届けられた「病んでるwww」というメッセージ
呟いた言葉もゆらゆら漂って
ああ 分かっているのさ 本当は何も分かってないこと
なあ どうしたらいいかな?

普通に「普通」でいたいだけさ

過ぎ去る日々に置き去りのメロディ
言葉もいつしか意味を失い
僕は全てに嫌気がさして
白い世界の扉を開けた
屋上から見下ろす景色に
何故か涙が溢れて止まらない
本当は気づいていたんだ
此処にいたいって

真っ白な世界など無い
僕らは此処で息をしている
真っ白な世界など無い
涙も悲しみも全てを連れていく

馬鹿みたいだろ?だけどさ
少し笑えたこんな夜があれば
いいと思ったんだ

そう思ったんだ
そう思えたんだ

夜は明けてく
夜は明けてく